「快気祝い」にほっと一安心

宅配便が届いた。
息子が玄関まで取りに行って、まもなく私のところに、その菓子折の箱を運んできた。
「パパ、これお菓子?食べていい?」…ちょっと待つように言ってから、私は箱ののしの部分を見た。
「快気祝」と書いてあり、その下には手術を受けて、長く入院していた友人の名前。
離れたところに住んでいるために、とうとう御見舞いには行けなかったが、彼の妻へはまめに電話を入れて、病状やその後の経過を尋ねていた。
そうか、退院したのか。
私もほっとした。
快気祝など頂くようなことは何もしていないのだが、これが届いたことで彼の回復を知るともに、私も心から喜びがこみ上げてくる。
息子は、その様子をじっと見ながら、中を空けて良いか、たずねるタイミングを見計らっているようだ。
空けて良いよ。
でも、まず最初にママに見せなさい。